新規会員登録はこちら

商品カテゴリ

QRコード

田村武の農作業

準備その1(育苗用土・苗箱・種籾の準備)

育苗用土の準備
山から掘ってきた土を乾燥して細かく砕きます。砕いた土にピートモス(腐葉土)・大豆かす・菜種かす等の入った有機質肥料、苗の病気を予防する漢方薬をよく混ぜ合わせます。
苗箱の準備
幅30センチ、長さ60センチ、深さ3センチで、底に細かい穴が沢山付いている育苗用の箱を準備し、混ぜ合わせた土を箱の八分目まで入れます。
種籾の準備
さい芽機3月下旬頃になると塩水選を行います。
塩水選とは比重が1:13になるような比重液(水18リットルに対し食塩3.4kg)を作り、その中に種籾を入れて浮いた軽い籾を取り除くものです。
こうすることで中身の充実した良い種籾を見分ける事ができます。
※ちなみに、この比重液は鶏の卵がういてくる位の塩水です。
塩水選をした籾を、5kgの小袋に入れ10日ほどきれいな水に浸して、芽が出やすいようにします。この作業の事を「浸種」といいます。
つぎに「催芽」の作業をします。これは籾の発芽には十分な水分と、30度前後の温度が必要なため、均一に同時期に芽がでるように催芽機に入れて約15時間管理をし、芽が出る直前まで見守ります。

▲ページの上部へ

種まき

種まき種まきは4月の10日すぎから20日頃にかけて行う作業です。
育苗箱をセットするとベルトコンベアーで運ばれ「播種覆土機」と「潅水装置」を通りながら、床土入れ・潅水・播種、覆土が自動的にできます。
もちろん箱や土、種籾を補充しながら管理をしなければならないので3名付きっきりで行います。

水やり種まきが終わった育苗箱は軽トラックで近くの育苗ハウスへ運びます。
そのハウスの中に平面に並べ、約1ヶ月間、毎日水まきと温度管理を行い、田植えの時期を待ちます。

▲ページの上部へ

準備その2(育苗ハウス・田んぼの準備)

育苗ハウスの準備
育苗ハウス種まきと前後して、育苗用のビニールハウスを準備します。4月上旬といえども、秋田の外気温はまだ低く、自然のままでは苗は育たないので、ハウスの中で育てるのです。
ビニールハウスといっても幅6メートル×長さ45メートル、高さ2.8メートルもある施設です。骨組みのパイプは10年位耐久性がありますが、このビニールは毎年替えなければならないので、本当に大変です。
田村農場では平成元年に建てたハウスも老朽化が進み、平成16年に苗箱が1200枚入るハウス4棟を建て替えしました。4月上旬にかけて風の穏やかな日を選んで、育苗ハウスにビニールを張る作業を行いますが、突風に見舞われたら大変!あちこちから悲鳴やら怒号が聞こえてきます。春本番の農作業は春一番との戦いからスタートです。
田んぼの準備
耕起前に田んぼには元肥を行います。お米の味を抜群に良くする安全な肥料「米ヌカ発酵肥料」を、昨年の秋にほどこしていますが、耕起する前に更に数種類の有機肥料をブロードキャスタという機械で田んぼの前面の散布します。

▲ページの上部へ

耕起(田起こし)

田起こし4月の下旬になると田んぼの土を起こす田起しを行います。
元肥をほどこした後、ロータリーで10センチ〜15センチの深さに耕起していきます。この作業は、昨年の稲ワラや、稲株、雑草、有機肥料などを鋤込みながら行い、このように土を柔らかくすることで植え付け後の根の張りがよくなります。
また耕起の後、掘り返した土を太陽に当てることで、より乾土効果(土壌から窒素成分が放出する)が得られ、田んぼを肥沃にする役割もあります。この作業は、この後行う代かきの事を考え、好天の日を選んで行います。
翌日に雨が予想される時には、数少ない良い天候のチャンスを失わないように、徹夜で作業をすることもあります。

▲ページの上部へ

代かき

耕起(田起し)した田んぼに水を入れ、パデーハローという作業機で細かく砕土するこを代かきと言います。

代かきの目的
1)田んぼの面を柔らかく均一に平らにし、田植えをし易いようにします。
2)雑草を地中に埋め込み、雑草の発生を抑えます。
3)一枚の田んぼ全体を均平にします。
代掻き田村農業では、除草剤の使用を更に少なくするために、代かきを2回行います。
雑草は稲よりもずっと丈夫なので、1回の代かきでは一週間もするとまた出てきてしまうのです。
2回目の代かきをしてドロドロにすると、さすがの雑草たちも殆ど土の中に眠ります。
八郎潟干拓事業の特殊事情
代掻き八郎潟は数十万年の間に、周囲の河川を通じて流れてきた有機物や土砂が低い場所に集まり、高低差の少ない湖になりました。
堆積物が多い(深い)所では、50mにも及びます。堆積物は水分を多く含んだ細かい土で出来ており、まるで羊羹のような状態で、乾燥してしまうと容積は小さくなります。
田んぼ全体が均一に沈下すれば良いのですが、乾燥の進む所とそうでない所があるので、その均平を直す事も代かきの大きな役割なのです。

▲ページの上部へ

田植え

田植え5月中旬から始まる田植えは一番楽しく、一番辛い仕事でもあります。
昔の風物詩であった早乙女達の手植え時代の田植えは、まるでお祭りでした。老いも若きも(子ども達も農村部では学校が農繁期休暇が一週間くらいあった!)朝から晩まで、皆一緒になって働きました。
現在は、2〜3人の組作業で、田植機のエンジンの音だけが広い大潟村の田んぼに響き渡り、期待と感動・・・・・そしてかすかな不安がよぎる中、みるみる間に淡い緑色が田んぼ全体に広がってゆきます。広い面積を、決まった期間(適期)に植えないとならないこと、また、周囲との競争意識もあり、早朝4時からの作業となり、田植え期間中は殆ど休み無く日暮れまで働き続けます。
田植えの作業の順番は、ハウスから苗箱をトラックへ積み込み→田んぼへ→苗箱→苗受け皿に→田植機へセット→田植機で植付け→苗箱を洗う→10枚重ねて結束→格納・・・・・これを1200枚分行います。

▲ページの上部へ

補植

補植田植えが終わるとほぼ同時に、欠株(田植機で植えられなかった所)に手で植えることを補植といいます。田植の精度を良くするには欠かせない作業ですが、近年田植機の精度が良くなり大分楽になりました。

▲ページの上部へ

苗の生長

苗の生長分けつ前
田んぼに植えられた苗は、およそ一週間で土の中にしっかりと根をはります。温度があがるにつれて葉の数も増えて行きます。

苗の生長約20日後
葉が、5〜6枚になると茎の根本から新しい茎が生まれ、その茎から次々と茎が増えて行きます。
これが分けつ(株わかれ)です。

苗の生長約60日後
分けつは田植えから約2ヶ月後、茎が20本前後になるまで続きます。分けつが終わると稲は水をあまり必要としなくなります。

▲ページの上部へ

田んぼの管理

田んぼの管理田植えが終わった5月下旬から9月中旬までは、水管理を中心に畦畔の草刈り・溝ほり・雑草とり・追肥など、その時期の稲の様子を見ながら、適時作業を行います。
刈っても刈っても、踏まれても、どんどん生えてくる雑草を、エンジン音も軽やかにガンガン草刈りしていきます。
この作業も昔は草刈り鎌で行っていましたから、それでもずいぶん楽になりました。

▲ページの上部へ

ヒエ取り

ヒエ夏から秋へと季節も進み、稲に穂が入り、日に日に大きくなってくる時期、田んぼにはひときわニョキニョキと生えるやっかいな植物が目立ちます。
「稗(ヒエ)」です。稲作農家にとってヒエは、昔も今もやっかいな代物で、生育旺盛なため稲の必要とする養分を奪ってしまううえ、種粒が風に乗ってどんどん増えていってしまうからです。
ですから増える前に、気が付いたらすぐにヒエを取ってしまうことは、農家に取って大切な作業なのです。

▲ページの上部へ

稲刈り

稲刈り9月の下旬から農家待望の稲刈りが始まります。コンバインを使って稲穂を刈り取る作業ですが、もちろん農家にとっては豊作を願いながら一番楽しい作業となります。
ただ、この作業も天候に左右され、稲穂の水分が取れないと刈れないため毎年その時期は雨が降らないようにと願いながら過ごしています。

▲ページの上部へ

乾燥・貯蔵

稲刈りと連動しながら、少し遅れて乾燥作業をします。
コンバインで刈り取った稲籾を乾燥機で乾燥させて、その後籾すり機で籾殻を取り除き玄米とし、低温倉庫で保管、出荷に応じて精米をして皆様へお届けします。

乾燥
乾燥コンバインが出現するまでは、鎌で一株ずつ刈り取り、天日による乾燥をし、脱穀機によりワラと籾に分けて、乾燥籾として貯蔵しておりました。
現在のコンバイン(刈り取り脱穀機)では、生のまま脱穀し、生籾を火力乾燥機に入れて約15%まで水分を飛ばし貯蔵します。
本来は天日により乾燥が理想的えすが、多くの資材と労力を必要とするため、現在では極小規模で行われているだけです。
田村農場では一般に行われている火力乾燥よりは、はるかに低い温度でゆっくりと長い時間をかけて乾燥します。高温で乾燥した籾は発芽率が悪くなり、次の年に種籾として使用できませんが、田村農場の籾はそのまま種子としても使用できるように大切に、時間をかけた乾燥を心がけています。
貯蔵
乾燥させた籾も生きています。
呼吸もしていますので、特に気温がまだ高い時期(10月〜11月)は細心の注意が必要です。
厳寒期の12月〜3月までは籾も休眠状態になり、春先の4月頃から自己消耗による劣化が始まります。ですので、籾摺り機で籾殻を取り除き、玄米として低温倉庫で保管しながら、出荷に応じて精米をして皆様へお届けしております。

▲ページの上部へ

稲刈り後の田んぼ

稲刈り後の田んぼ稲刈りが終わった田んぼには、大量の稲ワラが田んぼ一面に敷き詰められています。
この稲ワラを優良な有機肥料にするには、来春までに腐植させなければなりません。
そのために米ぬかにバクヤーゼを混ぜて発酵さえた有機肥料を散布します。
稲ワラを発酵させるためには田んぼの面を乾燥させることが肝心です。
雨水や雪解け水を排水するために小型デッチャーによる溝掘りを行います。
機械で溝を掘っていきますが、足りない所は当然人の手でひとつひとつ手直しをしていきます。
風が冷たい時期の一作業です。

▲ページの上部へ

このページの先頭へ

秋田県大潟村産のあきたこまちを生産・販売 Copyright© Tamura Noujou All Rights Reserved.

お電話でのお問い合わせは0120-442-336